チャクラセミナー

文化の日に臨時休業して、チャクラセミナーに参加してきました。

チャクラといっても知らない人もいるかも知れませんので、簡単に説明しますと…

人の体には生体エネルギーが流れています。一番大きな流れは背骨に沿ってあります。
チャクラとは、このライン上にあるエネルギーの集積ポイントの渦のことです。
体の中心にある背骨から体の前面と後面に向かって、それぞれラッパ状の渦になって外部へと開かれています。
この生体エネルギーの渦は、生体エネルギーの増減に従って、渦の大きさと回転の速さを変化させると言われています。チャクラの状態は、生体のエネルギーの状態を表していると言われています。

と書いてもあまりよくわからないと思いますが、どうやら我々生命体は、食物や空気(酸素)以外にも、外界とエネルギー交換を行なっており、それを生命エネルギー(「気」と言ってもいいと思います)と呼ぶらしいのです。その出入り口が「チャクラ」なのではないでしょうか?自分でもよくわかってませんが(苦笑)

インドなどへ行ったことがある関係からか、「チャクラ」という言葉は昔から知ってはいました。
でも、それは観念上のもので、実際にそれがあるとは思ってませんでした。

それが先日のセミナーで、(主なものは)7つあると言われたとおりの場所(体表)のちょっと上に、明らかに他の空間とは違う熱と気配(空気密度の違いのようなもの)を感じたのです。

それが弱っているチャクラを開き活性化することで、心身の状態を整え活性化できるとのことですが、まだすぐにチャクラを施術で使えるほど理解したわけではありません。

もっと勉強していったら、施術でご披露することができるかも知れませんが、実際にやっている光景をちょっと引いて客観的に見ると、何やら怪しげな新興宗教の儀式のように見えるので、どうしようか思案しているところです(笑)

難しいクライアント

自分の考え方や生活習慣、人間関係のあり方などを、一切変えたくない人。変えられない人。

変えたほうがいいと思える点を指摘するだけで、自己否定されたと思い込む人。

以前見えたクライアントさんでそんな感じの方が何人かいました。

改善点があってもそれを喜ぶ様子が希薄で、まだ残っている症状に隠れているだけと改善を受け入れない。

一番強い不快感をしつこく訴え、これは治るのかと聞かれたので、生活習慣など自分をとりまく環境や対人関係も含めて変えたら楽だと思えることを変えないと治らないと答え、痛みや不快感は、過去の記憶や脳での感じ方で増幅することもあるという説明も理解できない様子。

何度か施術してて、軽くなった部分もあったのですが、情緒不安定で、話しているうちに感情が害されていることが伝わってきました。

過去に人間関係でトラブルがあり、心の奥底に怒りや憎しみがあるようで、ちょっとしたきっかけで、それが今目の前にいる相手(私)に向けられたという印象です。

かわいそうですが、人の善意のアドバイスも一切受け入れない頑なさが解けない限り、 何箇所もある体の不快感は解消することはないだろうなぁと思いました。

この方のような微妙で繊細な感情と複雑な経験を抱えている方と接するには、
まだ、自分の対人能力や理解力、包容力の足りなさを痛感しています。

オランダからのクライアント

ホームページで当院のことを知り、コンサートツアーで来日するときに施術して欲しいとメールをいただいていたオランダから来日されたフルート奏者で作曲家の方が、雨の中当院に来られました。

オランダにはアムステルダムにゴッホとルーベンスの絵画を観に行ったことがありますが、中世の雰囲気が残っている町並みとオランダ人はヨーロッパの中でも大柄な人が多のが印象に残っていました。来院されたクライアントさんも190センチくらいもある方でした。オランダでは2メートルくらいの身長の方もたまにいるので、2メートル以上の方が来たら、施術大変だなと、変な心配をしていたので、190センチでもちょっと安心しました。

パートナーの女性は日本人で、彼女も音楽家です。クライアントさんは片言の日本語を話しますが、基本的にはパートナーの方が通訳してくれたので、言葉に関しては全く問題ありませんでした。

フリートの演奏で首を傾け、腕を固定して使うためか、肩から首にかけてコッていて重く痛むとのことでしたが、体は全体的にそれほど歪みはなく、均整のとれた方でした。

2回目来れるかどうかわからないので、1回の施術で可能な限り楽になったと感じていただけるようにと施術しました。

最初に仙骨を調整した後、首肩と、右肩甲骨がかなり下がってたので、それを修正することを念頭に集中施術しましたが、肩甲骨は揃ったものの、症状的には多少楽になった程度とのことだったので、さらに基本施術を中心にフルコースの施術をしました。

今日は関西方面から東京に来られたとのことで、演奏と移動の疲れがあったのですが、それが解消し施術がとても気持ちよかったと喜んでいただけました。

しかし、肩はかなり楽になったようですが、首の重い違和感は芯に残っているとのことで、エネルギー療法を使って、後頭骨を修正した後、頚椎を施術しました。

正確に思い出せないくらい前から(おそらく10年くらい)今のような状態が続いているとのことなので、初回で完璧に解消することはできませんでしたが、かなり楽になったと言っていただけたので、役目は十分に果たせたと思っています。

ヨーロッパ人のアーティストということで気難しい人かなとも思いましたが、かなり気さくな方でパートナーの方共々、とても感じの良い方でした。

帰られるときに、コンサートのチラシをいただきましたが、その紹介を読んで、ちょっと驚きました。事前に知らないで良かったと思いました(笑)

オランダ人の方は、現代音楽と教育の分野で世界的に著名な方で、世界中で演奏活動をするかたわら、欧米とアジア各国の大学、音楽院で教えているとのことです。

パートナーの方もミュージシャンで、薩摩琵琶とヴォーカル(声明)で演奏活動をされていて、ヨーヨーマなどとも共演されており、著名な音楽祭にも多数参加されているとのことです。

施術回数が多いと優れている?!

施術回数は、多ければ多いほどいいと、整体師の成功本などを読んでいるうちに思い込んでいました。でも、果たしてそうでしょうか?

1日に10人どころか15人以上も施術している先生もいるようですが、ほとんど流れ作業でクライアントをさばくという感じではないでしょうか?

楽な施術方法だとしても10人不調のある方と接するというのは、精神的にも疲れると思いますし。

来たときより多少でも楽にすれば責任は果たしたと思える人ならそれも可能だと思いますが、ちょっと複雑で不調が複数あったり、症状がきつい人だと、15分や20分でちゃんと診れるはずがないと思います。特に初回は。

回数をこなせる整体師が優れているというのは、たぶん「整体師の成功本」や「成功ノウハウ本」の洗脳だと思います。

営業的に成り立たせることは、仕事として施術をする上では大切という以上に絶対条件ですが、かといって売り上げが多い先生が、人間的にも治療家としても優れているというのは、たぶん、違うと思います。

僕が尊敬する野口晴哉先生は、施術(操法)にものの5分とかからなかったそうですが、野口先生は天才です。一般の施術家が時間だけ真似たとしても、結果は雲泥の差でしょうし、ましてや患者に寄せる思いと洞察力では、先生の足元にも及びません。

凡人はある程度納得でき営業的にも成り立つくらいの時間とエネルギーを注ぎ込むことは、きちんと人を診る、施術を意味(効果)のあるものにするためには、必要不可欠だと考えています。

それをないがしろにして、自らの楽と儲けのためだけに時短や省エネをするならば、治療院としてはいずれ廃れていくでしょうし、それを行なったそのときから、まともな(誠実な)治療家(施術者)ですらなくなると思っています。

これはあくまで理想論ですし生身の人間なら完璧に常に実行できるわけでもありませんが、それくらいの思いと覚悟がない治療家や医師になど、少なくとも僕自身は、自分が不調になったときに診てもらおうとは思いません(自戒を込めて)。

整体の社会的存在意義

僕は手技療法という現代西洋医学とは違う方法論の治療法があることを知ったとき、そのことで医療の可能性が広がったと感じました。

それまで生きてきて、なんどか病気にかかり、腰痛や膝痛、首の捻挫など様々な不調も経験し、自分で治療法(自己療法)を探り、治してきた経験から、手技療法に今後の医療の未来を見た気がします。

ですから、表立って自分の施術を医療とは言えませんが(法的に問題あり)、自分の中では、自分も広くとらえれば、医療の一翼を担っているという意識はあります。実際病院では治らなかった症状の方が、僕の施術や生活指導をきかけに症状が好転し回復したというケースは多々あります。

どういう動機で手技療法を仕事にしようと自由だとは思っていますが、元でがあまりかからず、手軽に独立開業できるからという、主に生活上の理由で仕事をしている人たちには、仕事の社会的意義を高め、手技療法の良さを認知してもらって発展させていくという意味では、可能性は感じません。

むしろ口八丁手八丁、経営手腕と会話術、接客で繁盛させているような施術院は、長い目で観れば、手技療法を胡散臭い方法で本当に体調不良で悩んでいる場合には、当てに出来ないというイメージを広めることにつながるとさえ思っています。

手技療法だけでも、単に肩こりや腰痛などを解消するだけでなく、現代医療でも回復が難しいような慢性的疾患や症状を好転させ、回復させることができるケースがかなりあると確信しています。

厚生労働省などによる業界の指導監督と国家資格化は、手技療法の可能性追求という観点からは、マイナスに働くと考えていますが、もう少し、欧米、特に西ヨーロッパ並に、医療の一貫として一般に認められ、一定の要件を満たせば、保険適用も可能な医療として認知してもらうことは、国民の健康維持と医療費削減のためにも、必要だと考えています。

人と一対一で直接的に関わり、肌に直接触れる仕事なので、好ましく思えない人を治療(施術)することは、気が進みません。だから、気の合う人だけが来るような、社交場としての施術院を目指すという考え方は否定はしません。

しかし、あまりにそれを全面に打ち出すなら、完全にリラクゼーション・サロンとして運営すればいい、もっと言えば、それならリラックススペースのある、新たな様式での喫茶・社交サロンのようなものを運営し、一定程度以上のお金持ちだけを対象の会員制クラブでも経営すればいいとさえ思ってしまいます。

痛みや不調の解消だけを目的に施術し施術院を運営すれば、痛みが解消されたとたんに来院しなくなり、常に一定程度の新規顧客を集め続けないと経営が成り立たないことも確かでしょう。

しかし、手技療法の本来の目的であり、僕にしてみれば、最大の存在理由、存在意義を、二次的なもの、手段の一つとして認識するならば、早晩、手技療法はすたれ、現在のマッサージや指圧のバリエーション的手法としか認識されないようになるでしょう(現時点でもそう思われている方は少なくないようですが)。

改善を実感してもらうのは簡単じゃない

とりあえず試しに、マッサージ感覚で、いつものところとはたまに違ったところで…
といった動機で来院された方の場合、一回で効果をはっきりと実感していただくことは
そうカンタンではありません。

当院の施術は、一般的なイメージの整体とは、かなり違っているからですが、ごく一般論としては、強い刺激だと効果も大きい、みたいな思い違いがかなり普及しているからだと思います。

「この程度の力(刺激)で骨が動くわけがない」
「ただ、体をゆすっているだけ、関節を回しているだけで、この程度なら自分でもできそう」
「確かに多少は痛みが軽くなった、違和感が消えた気がするが、そう聞かれたからそう感じているだけなんじゃ?偶然そうなったのだろう。今日ははじめからいつもより楽だった」
「姿勢が歪んでるって言ってるけど、言われればそうかなと思う程度じゃないの。
改善したと言っても、それほど違いは感じない」
「姿勢が良くなったのは確かかも知れないが、体の感じは別に特別変わったようには思えない」
などが、反応が良くないクライアントさんの代表的な感想です。

本人の感じ方は施術者といえどもとやかく言えませんが、最初に痛みや違和感、不快感のチェックはしているので、「よくわからない」という反応でも、少なくとも痛みは(今現時点では)感じてないということですし、姿勢(体の歪み)については、施術者の方が客観的に見ることができるので、変化は確実にわかります。

要は、「この程度の(ちょっと変わった、変な)施術で、長年の、他では一時的かあまり改善すらしなかったのが、変わるわけがない」という前提(思い込み)があるため、実際に改善していても、それを施術の結果だと認めたくないのでしょう。

それと施術直後に100%効果を実感できるという施術方法ではないので(必ずしも)、体の微妙な感覚を感じ取れない人や慢性化している症状の場合は、効果が感じられるまでに時間差があり、回数を必要とすることもままあります。

そんなクライアントさんに出会い、はっきりと上記のようなことを言われると、正直凹みますし、説明もつい、くどく強めになるので、よけいうっとおしがられることもあるようです。

施術方法の好みはしょうがないし、お互いの性格や価値観の相性の良し悪しもあるので、全ての方にリピーターになってもらうことは、難しいと思っていますが、自分の体調が良くなることにそれほど真剣でなかったり、お金を出しているのだから、改善してもらって当たり前という感覚の人だと、効果も出にくいし、こちらも真剣であればあるほど、反応は否定的だったり、効果が出ているのに認めないという態度だと、落胆は少なくないです。

どんな人が来ても、過不足なく万全の対応と施術ができれば理想なのでしょうが、直接体に触れ、かなりプライベートなことまで初対面で関わる仕事なので、正直なところは、やはり感覚や価値観の合うひと、会話しててひっかかる感じがない人、こちらの話しかけを無視しない人(体調の微妙な変化を伝えたときなどちゃんと反応してくれるような、会話が成り立つ人)でないと、本当に親身になることはできないというのが、今の僕の限界のようです。

効果を認められないと、否定されたりすると感情的になりがちなのは、まだまだ未熟で修行が足りないということですね。

画期的な腰痛治療法

パートタイム腰痛(たまに腰が痛んだり重たくなったりする人)を含めると、腰痛持ちはかなりの割合になると思います。

そんな腰痛持ちの方で、整形外科には行きたくない、接骨院にも行きたくない、もちろん整体なんていい加減そうだから嫌だという方へ朗報です(笑)

この新?!腰痛治療法は、ある筋から入手した画期的なものです?!
全世界で約10名以上が人体実験に参加して、その効果が証明されているそうです。
その結果はというと、参加者全員の腰痛が快方に向かい、効果が全然なかった人はいなかったそうです。
(商売に差し障りがあるので、本当は教えたくないのですが、体調不良で苦しむ人を放ってはおけないので公開します(笑)

実際に試してみた方の声を紹介します。
「もう10年近く付き合ってきた腰痛がウソのように消えました。 湿布は勿論、飲み薬から針治療までやってきて、最近では諦めて横を向いて寝ていたのですが、ほぼ10年ぶりに枕を下にして寝ることが出来ました。 ありがとうございました」

前置きはこれくらいにして、実際の治療方法を説明します。

使う物は、ホームセンターなどで誰にでもカンタンに手に入る「磁石」です。かなり強力な磁力を持つ物を買ってください。磁石を痛むエリアの中でも特に痛い箇所の数だけ用意します。磁石は、肌に直接貼るので、丸みを帯びているタイプが良いでしょう。

それと、磁石を肌に張るための医療用テープ。
たった、これだけです。

治療方法はとてもカンタンです。痛いところに磁石を張るだけです。
ポイントは、磁石のN極を肌につけることですが、S極 を用いたほうが効果的な場合もあるそうです。N極で効果が無かったらS極にしてみるとか、2~3日ずつ、両極で試してみてください。

背中や腰の痛みお悩みのかたは、是非お試しください。すくに効果が現れるそうです。

これで効果が無い人は、当院へお越しください(笑)きっと楽になることでしょう!

主役はクライアントさん

薬事法で縛られているので、整体では「治療」という言葉は使えません。
「施術」という一般にはあまりなじみのない単語が使われています。

接骨医(柔道整復師)と鍼灸師は、国家資格ということもあるのか、「治療」は使えるようです。
したがって、整体業では「治療院」という名前は、引っかかる可能性があるので、
使っているところはごく一部のようです。

治療という言葉とセットになっているのが「患者」です。
これも、法的なことは厳密には知りませんが、整体学校などでは、使わないようにと指導しているところが多いようです。

「治療」も「患者」も一般的な言葉なので、わかりやすいので整体の説明などにも使いたいとは思いますが、厳密な意味(法的にも)で病気の診断ができるのは、国家資格を持った医師だけですし、あらゆる治療行為が許されているのも医師だけです。

それを踏まえて言えば、我々整体師や療法師は、「治療」を行っているわけではなく、来院される方も依頼者(クライアント)であっても、病気を抱えた「患者」ではないというのが、建前になっています。

法的な縛りがあるから、ということもありますが、実際に我々整体師が扱っているのは、病気の治療ではなく、痛みやダルさ、違和感などを薬を用いずに緩和・解消したり、膝や肩などの関節の可動域を広げることです。

カンタンに言えば、症状を解消することと関節の動きをスムーズにすることです。

治療でないというのは、ある意味言葉の彩(あや)ですが、整体師が症状(病気)を治すわけでないというのが、実際に施術を行っている者の実感です(そう思ってない整体師の方もいると思いますが)。

医院や病院に行く人というのは、医者や医療機関(病院の設備や薬など)に病気を治してもらいに行くという意識の人が、過半数を占めていると思います。

しかし、単純な引き算をすればすぐに理解できることですが、どんな名医でも、どんなに設備が立派な病院でも、どんなに優れた薬でも、生物としての人が生まれ持っている「自然治癒力」が働かなければ、病気を治すことは完全に不可能なのです。

逆に、医療機関にかからなくても、薬など用いなくても、自然治癒力さえ活発に働けば、大抵の病気や怪我は、自然に治ってしまいます。

我々はその手助けをしているだけです。
体の自然治癒力を活性化し、血液や栄養素の循環を良くして、不純物や老廃物の排出を促し、辛い症状を緩和、解消し、体の機能を正常に戻すきっかけを与えているだけです。
整体師の施術そのもので、体が治るわけではないというのは事実です。

さらに、親切な整体院なら、再び不調になって辛い思いをしないように、悪い生活習慣を改めるためのアドバイスや指導を行い、必要な運動方法や体の使い方の指導を通じて、運動機能の維持・向上を手助けします。

だから、あくまで主役は、不調を抱えた人(患者、クライアント)であり、整体師などは、それをサポートするサポーターとインストラクターなのです。

医師も基本的には同様ですが、我々整体師や療法師は、もっとその意味合いが強いと感じています。

したがって、痛みなどの不調が出たら、整体院や病院で治してもらえばいい、体のことなど自分は気を使う必要もないし、保険に金を払っているのだから、病院に行かないのは損だというような意識の人は、本音を言えば、無責任な人という印象を持ちますし、いずれ大きな病気に罹るだろうと思っています。

現代医学は生身の人の体を機械のように扱っています。悪い箇所は切り取ればいい。壊れた部品は交換すればいい(臓器移植や人口臓器、人口関節などの外科手術で治せるという発想)。

痛みを抑える薬を開発することが医学の進歩だと信じ、副作用があれば、それを抑える薬を投与することが治療だというイタチゴッコをしている限り、医療費は増大するばかりで、本当に健康な人はいなくなり、薬と医者と医療機関と医療保険でなんとか命をつなぎ生活している半病人が増えていく結果になると思っています。

自分の行動の結果に責任を持つのが大人だとすれば、最低限、自分の体くらい責任を持つというのが、正しい生き方だと思いますし、だいいち、健康は幸福の基盤ですし、心身共に健康でいるだけでも幸せだと言えるのではないでしょうか?

施術の新たな定義(目的)

整体(手技療法での施術、治療)の目的は、不快感を解消し五感を快適にすることだと最近考えています。

整体における五感とは、まず、触覚、聴覚、視覚、味覚、臭覚のことです。
それらの感覚は、脳の中で統合され、具体的(世界として)に認識されます。
五感に対応する症状としては、触覚は痛み違和感しびれなど。聴覚は耳鳴り、難聴など。視覚は目のかすみ、(視覚的)平衡感覚のバランスの崩れ。味覚は味覚異常、味覚を感じない。臭覚は臭いがしない、異臭がする。などです。
全てではありませんが、当院のクライアントさんの中には、上記の五感に対応する症状をお持ちの方が実際にいらっしゃいます。

五感は脳と密接に関係し不可分だから、整体は心の問題とも密接に関係してきます。

身体的(物理的)には、違和感がなくなっている状態(のはず)でも、脳内に投影 された違和感が解消しない限り、不快感は解消しません。

仕事(施術)の目的に定義を、「五感を快適にすること」とした場合、
身体的な状態だけを問題にしているのでは、片手落ちになります。
究極的には、痛みも違和感も不快感も快感も無感覚さえも、
脳(心)で感じている(投影された)ものである以上、
心理面でのアプローチ(施術)が必要になる場合が出てくると考えています。

その意味において、施術家や治療家は、(人の)心理にも精通してる必要はあると考えています。

ただし、五感の不快感の解消は、心身の状態を整えた結果としてあるべき姿です。

不快感(だけ)を取り除けばいい、五感(脳)で快適、快感を感じさせればいいという ことなら、麻薬や痛み止め、向精神薬、そしてアルコールなどを服用すればいいからです。

そのような手段で五感を麻痺、遮断して快感を得ても、その間に身体が破壊されて いくとすれば、そのような「治療」は、命を縮める逆効果しかないということになります。

整体におけれ施術は、あくまで心身、特に身体の状態を良くすることにあります。 そのバロメーターが五感の快適さであり、身体の姿勢や筋肉、骨格の歪み度合いということなのです。

患者として治療風景をながめると

歯医者に通っています。

整体師になる以前は、患者の視点しかありませんでしたが、今は別の視点、治療する側から観ています。

俯瞰的視点というか、第三者の視点というか、治療風景を全体的に少し距離を置いて観察しているもうひとりの自分がいます。

さすが、ベテランの医師の対応は、(整体師として)聞いていて参考になることがあります。

まず、
・現在の状態を検査・診察して説明する。
・治療方針と治療期間、回数を説明し納得してもらう。
・治療中、痛いかどうかたずねる。
・次回の治療日を指定する。
・患者に現時点での体調をたずねる。
・治療の進展状況を説明する。
・料金について説明する。

一昔前の医者なら、これほど丁寧には説明しなかったと思いますが、今、インフォームド・コンセントの考え方が普及しつつあるためか、いい医師は、患者に納得してもらいながら治療を進めているのがわかります。

これは、整体の施術にも全て当てはまることだと感心しながら聞いていました。