コレステロールは悪者?!

とかく悪者扱いされるコレステロールですが、コレステロールは体にとって重要な物質です。あらゆる細胞膜の構成成分であり、性ホルモンや副腎皮質ホルモンを作り、胆汁の元にもなります。

人体にあるコレステロールの約七割は体内で合成されます。だから食事で数値を下げようとしても、あまり意味はありません。また、薬などで数値を下げると、寿命が縮みます。

メバロチンという薬はコレステロール値を下げますが、筋肉を溶かし、肝機能障害や末梢神経障害を起こす可能性があります。コレステロールが少なくなると、脳から筋肉への指令がスムーズに行かなくなります。

「コレステロールの摂りすぎは体に悪い」というのが今までの健康常識で、マスコミや製薬メーカーなども広報してきましたが、日本とアメリカの政府機関は、「十分な科学的根拠がない」として、コレステロールの摂取基準を撤廃しました。

日本の厚生労働省は、2014年3月にまとめた「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会の報告書で、2010年版で18歳以上の男性は1日750mgまで、女性は600mgまでと設定していたコレステロールの摂取目標量を、2015年版には入れないと決めました。

アメリカの保健福祉省と農務省の諮問委員会も、今年2月に公表した「米国人のための食生活ガイドライン」の策定に向けた報告書の中で、従来1日300mgまでとしてきたコレステロール摂取基準を削除する方針を固めました。

上記の報告書によれば、食事からのコレステロール摂取と血清コレステロールにはっきりした関連があることを示した研究はないそうです。コレステロールは過剰摂取を心配するような栄養素ではない、とも書かれています。

報告書によれば、「食事から摂取するコレステロールが、血中コレステロールを大きく高めたり、心筋梗塞などの発生率を高めたりするという科学データは得られていない。体内のコレステロールは7~8割が肝臓など体内で合成されたものであり、食事から摂るのは2~3割にすぎない。人には食事で摂りすぎれば体内の合成量を減らし、逆に摂取量が少なすぎれば合成量を増やすなどの調節機構があるほか、食事中のコレステロールの影響度合いには遺伝的要因もからむ個人差が大きい。そのため、少なくとも健康な人に対して一律にコレステロールを制限する理由はない」とのことです。

コレステロールが低い人のほうが、死亡率が高いという調査結果もあります。病気が原因でコレステロールが高過ぎる場合は別でしょうが、薬でコレステロールを下げたり、食事でコレステロールを心配することはないと言えそうです。

風邪は体の調整機能

風邪ひいた少女

癌や脳溢血になった人の多くは、ある時期から突然風邪をひかなくなっているようです。うちの父は肺がんで亡くなりましたが、死ぬ2年ほど前から風邪をひかなくなりました。でも、亡くなる1年ほど前から、咳き込むようになりました。母が「お父さんは、ここ数年風邪もひかないくらい元気そうだけど…」と言ってたのをおぼえてます。ある程度体力が無いと、風邪などの症状を出せないとも言えると思います。

でも、このように体が鈍くなっている人も風邪をひき上手にやり過ごすと、鈍かった身体が敏感になり自然治癒力が回復してきます。

「整体」の創始者とも呼ばれる野口晴哉先生が、その辺のことをわかりやすく言ってるのが著書になってますので、ご紹介します。

「癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。 長生きしているしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、 寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。」

(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.21)

「脳溢血などをやる人を見るとそういう冷水摩擦組というのが非常に多い。冷水摩擦に限らず、体や心を硬張らせ鈍らせた為という人が多い。 肩が凝るとか首が凝るとかという事を感じている内は倒れないけれども、 そういうのを感じなくなるとパタッと行く」

(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社)

「いろいろな病気を治す方法よりは、風邪を上手に経過する生活法と云いますか、それを会得しておけば、癌になるとか、脳溢血になるとか、そういう麻痺した体も正すことが出来る。従ってそいうような病気にならないで済む。」

(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社)

風邪の効用

体は風邪で体調管理をしています。体の不調は骨格と筋肉の歪みに現れてきます。整体的な解釈では、体の歪みを修正するために、風邪をひく必要があるのです(現代西欧医学的には、もちろんウイルスが原因です)。

野口整体の理論では、風邪をひくことによって、体が熱を出し、汗をかき、それが体に蓄積した疲労や歪みを解消し修正する働きがあるのだということです。

だから、うまく風邪をひき、休養をとり、きちんと治せば、その後の体調は以前より良くなり、重大な病気を発症しないですむというわけです。風邪を薬などでごまかして無理を重ねていると、やがて入院したり手術するはめになるとも限りません。

風邪をひいた際の注意点

(1)風邪薬や解熱剤は飲まない。
(2)無理して仕事などしない。安静にして、ちゃんと寝ている。
(3)汗をちゃんとかく。
(4)ひたいなどを冷やすより、後頭部や足体を温める。
(5)食欲がないときには、無理して食べない。
(6)水分は十分に補給する。

などです。

熱を薬で下げると、治りが遅くなるし、その後の経過もよくないようです。 体温を上げることでウイルスなどと戦う白血球などの働きが活性化されるのだから、熱を薬で無理に下げれば、白血球などの働きを抑制してしまうからです。

熱が上がりつつあるときに解熱剤を飲んでも、効果が出にくいようです。どうしても飲むなら、上がりきってからの方がいいです。39度以下なら飲む必要も心配もいりません。

症状を消すこと=治癒でない

症状を消すことで、不調が潜在化、長期化することもあります。症状を消すということは、自然治癒力の働きを妨害するということにつながるからです。体が戦っている結果として症状が現れるのです。

体調が悪いのに無理に出社すると、他の人の迷惑になる。口に出しては言わないが、周囲の人はあなたががんばっていると評価するより、本心では、咳きをしながら出てくるなと思っているはずです。

会社はあなたがいなくても、倒産はしないでしょう(笑)。それより周囲の人に病気をうつしまくっていれば、会社としても迷惑です。病気のときには休むのが世界の常識ですし、正しい処置方法です。

冷やすより暖かくして、汗を沢山かく。そのことで、老廃物や毒素が排出されるし、熱も自然に下がってきます。冷やすということは、体の循環機能を低下、鈍化させます。汗が出ないと風邪は長引く傾向があります。

風邪はあなたの体調管理のバロメーターです。
風邪を敵視せず、風邪とうまくつきあいましょう!

参考文献:『整体入門』野口晴哉 著  『病気にならない整体学』宮川眞人 著

風邪の正しい治し方

寒い冬はもちろんですが、それ以外の季節でも朝晩の寒暖の差が激しいと、天候に体調が適応しきれずに、風邪をひくことも少なくないと思います。

一番一般的な病気が風邪ですが、意外に正しい知識を知っている人が少ないようです。なので、風邪についての正確な知識と治療法をお伝えします。

かぜ症候群の病原は80 – 90%が複数のウイルス感染です。症状は、「風邪症候群」と表現されるように、微熱、頭痛、発熱、悪寒、鼻汁の過分泌、咽頭痛、咳、声枯、食欲不振、下痢、嘔吐などです。

風邪を根本から治す薬はありません。

①(かぜは、)自然に治るもので、薬で治るのではない。

②普通は3~7日で治るが、14日程度かかる場合も。

③ほとんどがウイルス感染。 ただし、インフルエンザを除いて、有効な抗ウイルス薬は存在しない。

④抗菌薬(抗生物質)はかぜに直接効くものではない。

風邪は、薬を飲まないほうが治りが早いです。医療従事者の常識です。医師も薬剤師も、風邪を引いても薬を飲まない人が多いそうです。抗生物質や鎮痛剤を飲めば、免疫を抑えてしまい、余計風邪が長引いてしまうのです。

風邪と薬

発熱は生体防御反応。体温を高めることで免疫力を上げています。白血球は、病原菌に対する貪食(どんしょく)・殺菌能などを有しているが、その白血球は、体温が平熱よりも1度下がると30%以上 働きが低下し、逆に平熱より1度上昇すると5 – 6倍の働きをするのです。

抗生物質は細菌には効果がありますが、ウイルスには全く無力です。にも関わらず、日本では、病原がウイルスであるインフルエンザや風邪症候群に対しても抗生剤が処方されています。抗生剤は病原菌だけでなく、体内のビフィズス菌などの有用菌をも殺すので腸内環境を悪化させ、免疫力を低下させてしまうので、治療には逆効果なのです。

かぜ薬として売られているものは、風邪を治すものではありません。 ドラックストアなどで販売している【風邪薬】とは、風邪の症状を緩和するための薬であって、治す為の薬ではないのです。たとえば、熱を下げるとか、咳を止めるとか、くしゃみ鼻水を出なくするとか等 風邪を治すと書かれていません。

大部分の海外諸国では常識ですが、風邪をひいたときの一番の対処法は、安静にして、熱があってだるければ寝ることです。食欲がない場合は、無理に食べないほうが回復が早まります。

熱を出し切って、汗をいっぱいかいて、水分補給はして、寝ているのが、風邪を早く治します。風邪薬で症状を抑え、熱を下げると、風邪の症状がダラダラと続きます。自然治癒力も高まりません。

仕事があるからと、症状が出るたびに、それを抑えるだけの薬で対処していると、いずれその付けが回ってくるでしょう。深刻な病気という形で。

健康な体が人生の基盤であり、仕事の資本です。優先順位を間違えないようにしましょう。風邪をひいても休めないような(職場)環境なら、改善すべきです。

風邪でレントゲン撮影?!

レントゲン撮影

月1で定期的に調整に来られている男性のお客様の話です。10日ほど前に風邪をひき、まだ37度近く熱があるとのことでした。仕事も半日休み、先日は背中が痛くて体を動かすのもしんどかったそうです。

背中を診ると、筋肉がとても緊張して背骨の両側、肩甲骨のあたりから腰にかけて、硬く張っています。定期的な調整のおかげで、ほとんど歪みのない身体になっていたのに、上半身は左に傾き、右肩が下がっています。

背骨も左右の歪みはないものの、棘突起という背骨の突起が不ぞろいな感じで、動きが悪く硬い感触でした。

これでは、上体を捻ったりしづらいだろうと尋ねたら、体の向きを変えたりすると痛むとのこと。

たぶん、鎮痛解熱剤を服用していると思ったので、尋ねたら、医者に行ったとのことでした。

どんな治療を受けたのか聞くと、インフルエンザの検査をして、レントゲンを撮って、消炎解熱鎮痛剤を処方されたとのことでした。

肺炎の疑いがあったのかも知れませんが、整体師の目で体を拝見したところ、来院時点ではその心配はないと思いました。なので、風邪でレントゲンまで撮るのかと驚きましたが、ひょっとしたら経営のために不要な検査をしているのかとの疑念が生じましたが、本当のところはわかりません。

それだけのことをしても、まだ10日前に罹った風邪すら治せないというのは、治療の意味があるのかと疑問に感じました。

施術後は、背中の張りと痛みが解消され、首肩が楽になったとのことでした。身体も完全ではありませんが、ほぼ垂直に立てるようになっていました。

風邪などで熱が出るのは、ウイルスを撃退するために白血球などが活発に働けるように体温を上げているのだから、薬で熱を下げたりすると、治りが遅くなると教えたら、少しは納得してくれたようでした。

僕の体験からも、解熱剤や抗生物質などを風邪で使ったりすると、熱がある程度まで下がっても、だらだらと症状が続き、2週間もときに3週間も風邪がダラダラと続くことが多いと感じています。

身体には自力で治そうとする強い力があると確信して、施術を行なっているので、来院されるクライアント(患者さん)にも、それを伝え、同じ考え方で身体のトラブルに対処して欲しいと願っています。その方が確実に身体が楽になるし、医療費の負担も減ると思っています。

膵臓が機能低下したときの症状

膵臓は、消化液を作り、糖をエネルギーに変えるためのホルモンであるインスリンを分泌します。

膵臓は左右約15cmの鱈子のような形をしていて、胃の裏側にあります。疲れてきて機能低下していても、はじめのうちは、検査にもひっかからず、症状もはっきり膵臓の機能低下かわからないものなので、かなり進行してからでないと気づかない場合も多いようです。

膵臓が疲れて機能低下すると、消化能力が落ちます。糖尿病になりやすくなります。その他、全身の不調や老化も引き起こすことがあります。

膵臓の病気は、急性膵炎と慢性膵炎が代表的なものです。膵臓癌もあります。

急性膵炎は、膵臓の中では機能しない消化液が膵臓内で活性化し、膵臓自体を溶かしてしまうという恐ろしい病気です。

症状は、腹部や背中の激しい痛みです。死亡率は3割にもなります。慢性膵炎は膵臓が頻繁に炎症を起こす状態で、膵臓が硬く縮んでいきます。中年男性に多い病気ですが、最近は女性も増えています。

急性膵炎も慢性膵炎も、男性の場合は過度の飲酒が原因のケースが多いです。女性の場合は原因不明なことが多いようです。

膵臓を疲労回復し機能をアップするには食生活の改善が必要

膵臓の疲れのサインをご紹介します。

●左の背中や腰の張りや痛み。
●脂肪分の多い食事と飲食の後、左脇腹と左側の肩甲骨の痛み。
●頻繁に下痢をする。
●倦怠感(ダルさ)
●長時間寝てた後でも眠気が取れない。
●成人後のアトピーがの再発。
●冷や汗、不快感など(食後にも起こる低血糖の症状)

膵臓の不調に限りませんが、慢性化した症状や病気は、薬を飲んでも、食事や生活習慣を改善しないと治りません。

膵臓に負担なのは、お酒、脂肪分の多い食事、お菓子(スイーツ)、辛い食品、カフェインなどです。

適量なら大丈夫だと思いますが、上記の症状が出ているなら、禁酒して上記の食品もできるだけ減らすことが、回復につながります。

◎当院では、肝機能を促進するための内臓調整を行っています。

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埼玉県の整体院…ヒロ自然療法院で体調不良解消
Tel/049-223-2017
埼玉県川越市末広町3-10-2ファミール末広201
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胆嚢が疲れると

胆のう胆嚢(たんのう)と聞いても、どこにあるのか?何をする臓器なのか?知らない人が多いと思います。

胆嚢は、肋骨の右側の下、中央部にあります。肝臓の中央部に隠れているように位置しています。茄子のような形をしています。

胆のうは肝臓と連携して機能しています。胆のうに問題が発生すると、肝臓の機能にも影響が出ます。

肝臓は人体の代謝の中心の役割を担っています。腸から栄養分を取り込み、タンパク質、糖、脂肪の合成と分解を行い、全身に栄養を配分し、余った栄養分を貯蔵します。肝臓は、ビタミンやホルモンも合成・分解しています。肝臓は、これらの栄養分を調整し、身体が円滑に機能するように調整しています。

お酒(アルコール)や薬、体内に取り込んでしまった有毒物質を無毒化するのも肝臓の役割です。さらに、血液量を調節し、出血したとき、血が止まるように作用する血液凝因子も作っています。

細網内皮系細胞という、体外から侵入する外敵を破壊する細胞が、臓器内部にあり、身体防御をする働きも担っています。

胆のうと関係する働きとしては、胆汁酸を生成し、たん汁を合成します。

胆嚢の役割は、肝臓で分泌された消化を助ける胆汁を、濃縮・貯蔵することです。蓄えられた胆汁は、我々が食物を食べて十二指腸に食物が送り込まれたとき、その内容に応じて胆汁の量を調節してから排出され、消化を助けます。胆汁を出すときは胆嚢が収縮しますが、このとき胆石があると痛んだりします。

胆汁は、消化酵素を含まない消化液で、肝臓(肝細胞)で生成される黄褐色でアルカリ性の液体で、脂肪を消化・吸収しやすくする働きがあります。

胆石などで、この流れが滞りがちになると、肝臓の働きは低下していきます。特に、肝臓内の胆管に石ができる「肝内たん管」は、胆汁の流れを阻害するので、肝機能障害を招きやすいです。

肝機能障害の可能性がある症状

●かゆみ
胆汁が滞ると、皮膚を刺激する物質が増え、無毒化する作用も低下するので、かゆみを感じることがあります。

●疲れやすい
代謝・無毒化作用の機能低下は、慢性的な疲労感をもたらします。

●むくみ
胆のうが機能低下すると、消化不良を起こしやすくなり、十分に栄養を摂取できなくなります。その結果、血液が薄くなります。薄い血液は水分が血管の外に漏れ出しやすいため、体がむくんでくるのです。

●右脇腹のしこり
肝臓と胆のうが位置する右上腹部の肋骨の下あたりに、痛みを感じたり、しこりを感じたりします。

◎当院では、肝機能を促進するための内臓調整を行っています。

うんことオシッコは清潔?!

うんこやオシッコは汚いものの代名詞ですが、実際は、うんこでさえ、前日の消化されなかった食物、水、塩類、腸の細胞、生きている細菌類とその死骸、それと色素などで構成されていて、有害な病原菌は(少なくとも日本では)ほとんど含まれていません。

清潔、不衛生の基準を、ばい菌がいるか、いないかで判断すれば、最も清潔なのは、出したばかりのおしっこです。健康な人のおしっこには、ばい菌はいません。逆に不潔なのは、口の中です。口内は、ばい菌の数も種類もすごく多いのです。

おしっこの約96%は、水分です。残りの4%は、身体で使われなかった塩類やビタミン類、色素、尿素などです。健康の人のオシッコには細菌はいないのです。

過剰な清潔志向は病を招く

清潔にすれば、病気感染が防げると思っている人は多いと思います。
それは常識にまでなっています。

不衛生が原因で疫病が蔓延した時代があったのは確かです。
衛生観念が普及すると共に、伝染病などの感染が減っていったとも信じられています。

確かにそれも伝染病などで死ぬ人が激減した原因の一つでしょう。
それと同時に、食生活が改善され栄養状態が良くなったことも、伝染病での死者を減らし寿命を延ばすことにつながりました。

細菌やウイルスが病気を引き起こすと信じられていますが、それは病気の原因の一面でしかありません。
どんなに病原菌にさらされたとしても、病気にかからない人はいます。
実験動物のマウスに病原菌を注射などで注入するようなことまでしても、病気に罹らない個体はいます。

だから、病原菌があれば必ず病気に罹るわけではありません。
自己回復力が衰えているというような罹る側の条件と病原菌の影響が一致したときにはじめて発病するのです。

そもそも人や動物の体内には多種類かつ大量の細菌が住み着いています。
それら細菌の働きによって、我々は命を維持できているとも言えます。

それは体内に限りません。
皮膚表面にも、無数で多種類の細菌が住み着いているのです。
我々は細菌に体内外ともに囲まれるようにして生きているというのが実態なのです。

それを無理に排除したりすれば、体調が良くなるどころが悪くなるでしょう。

たとえば石鹸で手を洗うことは奨励されていますが、さらに過剰に清潔にしようと除菌効果のある石鹸やアルコールなどで手を頻繁に洗うようなことをすれば、手は荒れてきます。

なぜかといえば、ひとつには、皮膚表面の脂質を洗い流すためにカサカサになるためです。
それ以上に決定的に皮膚を傷める原因になるのは、皮膚表面に住み着いている細菌を駆除することで
空気中や手が接触する物に付着している細菌が、新たに手の皮膚に移って繁殖するためです。
元々皮膚に住み着いている細菌は、外部からの悪い細菌が付着して繁殖するのを防いでいるのです。

切り傷を負ったら消毒して乾かしたほうが化膿せず早く傷が塞がると信じている人はまだ多いと思います。
でも、本当は、傷は汚れていたら水で流して乾燥させないようにラップなどを貼っておくほうが早く治るのです。
消毒などしては、かえって治りは遅くなります。

抗生物質も同様です。
必要な場面で必要最小限使うことは有効ですが、使いすぎると体内の有益な細菌まで殺してしまうので、抵抗力は衰えてしまいます。

細菌も生きており、抗生物質などの(細菌にとっては)毒に晒されているうちに、それに対抗するような変化を起こした抗生物質への耐性菌が生まれてくるのです。抗生物質を使いすぎたために、今ではどんな種類の抗生物質も効かない細菌が生まれてきています。

生命は異種間であろうと共生しています。
人と人が仲良くすることが善であることは一般に受け入れられていると思いますが、人間同士だけが共生しているわけではないのです。

別に輪廻転生や前世の記憶を持ち出すまでもなく、生命は循環しています。
他の生物を殺し体内に摂取することで、我々動物は生きているのです。
それは肉食動物に限りません。
完全に菜食だとしても、植物の細胞を摂取して(殺して)消化吸収することで自らの命をつないでいるのです。

さらに植物は、大地から栄養分を摂取して、太陽光線などを触媒として自分の細胞に変えて成長していきます。
だから無機物と有機物、生物もリンクしているのです。

過剰な清潔志向は、それら命と命、大地と命とのリンクを断ち切る所業です。
それは生命の存在基盤の原理に反することなのです。

そんな方法論で、生物である我々人間が強くなり健康になるはずがありません。
むしろ病気に弱く、生命力が乏しい、ひ弱な人間を作り出すことになります。

完全に無菌状態で生活するのは不可能です。
体内にも細菌が住み着いているということもあります。
それらも含めて我々はようやく生きることができているのです。

インフルエンザなども同様です。感染することで免疫ができるのです。
予防接種はいわば人工的に病原菌を注入し免疫を作ることですが、安全性や確実性では、自然に感染し治って獲得した免疫力に劣るといわれています。ただ、殺菌するのではなく、感染することで体力を強くするという方法論は生命の論理に適っているといえるでしょう。

自分と異質のものもある程度取り入れることで、適応力が増し、生きる力が強くなるのです。
あまりに神経質に過剰に清潔を保とうとしたり、自分のスタイルや考え方、価値観と違うものを排除してばかりいると、生きる世界が狭くなり、やがては体力だけでなく、自分自身の精神力や精神世界が狭くなり衰えてくると思います。

心臓の病気の症状

ここ数年、ニュースを見てると、心筋梗塞など心臓の病気で亡くなる人が増えてるような気がします。

心臓の病気の原因は過労、ストレス、睡眠不足など様々ですが、先天性のもの以外は、上記のような不健康な生活習慣が共通してあると思います。

心臓の病気、不調の前触れがあるので、いくつかご紹介します。

胸が痛む

胸の痛みは、人によって感じ方に違いがあります。刺すように痛む人、圧迫されるような痛み、重苦しく感じるなど様々です。

狭心症と心筋梗塞は、突然起こる心臓発作ですが、前触れがないわけではありません。軽い胸部痛の後、しばらくしてから心臓発作を起こすことがあります。

狭心症の中には、心筋梗塞へと進行するものがあります。狭心症を起こしたことがあって、再度、胸が痛んだりしたら、要注意です。

今まで体験したことがないような胸の痛みや圧迫感、胸苦しさを感じたら、病院を受診しましょう。

肩こり、上腕、背中の痛み

心臓の不調で、左側の肩こりや腕(特に上腕)の痛みが続くことがあります。背中に激痛を感じたら、すぐに病院を受診しましょう。

動悸と不整脈がある場合

健康診断で不整脈があると言われると、心臓の病気を心配すると思います。僕も多少の不整脈があると言われたことがあるので、よくわかります。

不整脈の多くは、心疾患とは関係がないそうですが、心筋梗塞と関係するケースが一部にはあるそうです。過去に軽い心筋梗塞を起こしたことがある人は要注意です。

動悸も、心配な症状だと思います。動悸の多くは神経性のもので、心疾患とは関係がないそうです。ただ、階段を上ったときや少し走ったりしただけで、動悸がなかなか収まらず、胸部に痛みや重苦しさを感じたら要注意です。一度病院で診てもらったほうがいいでしょう。当院のクライアントさんのご兄弟の話ですが、一緒に3階まで階段を登っただけで、動悸が収まらなかったそうですが、その数ヶ月後に、自宅で倒れてるところを発見されたそうです。

不整脈や動悸があると心配になると思います。その不安感自体がストレスになり、心臓発作のリスクとなることもあるそうです。心配なら、病院を受診して納得できる説明や対処法を医師に聞きましょう。

病院の検査について

上記の症状で病院を受診すると、心電図検査、冠動脈造影(X線)検査、心エコー(超音波)検査などが行われます。

心筋梗塞を起こしている場合は、血管のつまりなどから、発症した個所が特定され、治療することになります。しかし、前ぶれかも知れないけれど軽い症状の場合、たいてい一過性で、検査を受けた時には消えていることが多いようです。この場合でも、再度胸部痛や動悸などを感じたら、定期的に受診したほうが安心だと思います。

体温は時間ごとに変化する

施術に来る方は、メンテナンスの方は別にして、体の異常、不調を抱えている方とそれと関連しますが、猫背や骨盤の歪みなど姿勢の歪みなどを解消して美しくなりたい方です。

施術だけで回復できればいいのですが、生活習慣も改善しないと、回復が難しく、回復しても戻ってしまうことがあります。

そこで自己療法で勧めているのが、足湯です。

やり方は何種類かありますが、心臓に負担の少ない、比較的低温(40度~42度)で時間をかける(15~30分)方法を指導しています。

心臓(循環機能)に問題が無い人で、忙しい人の場合は、バスタブに45度位の熱いお湯を浸しての腰湯を勧めています。これだと一気に汗が大量に出て、循環が即効で良くなります。時間は5~6分程度。

そのとき体温を聞くことがありますが、不調を抱える人の多くは、体の冷えがあり、体温も低め(35度台)の人が多いようです。

体温は36度台以上ないと、免疫力が落ちると言われているので、足湯によって体温を上げることを、ひとつのわかりやすい目標にしてもらっています(特に35度台の人は)。

体温は計る時間帯で変わることを知っている人は、意外に少ないようです。活動した後計ると体温は上がります。基本は寝ているときですが、自分で計る場合は、起きた直後です。

先日自分の体温を測ったら、36.1度でした。平熱は36.3度だったので、低くなっていました。これは体調がイマイチなのか、年齢のせいか、冷房などで冷えているのかはっきりしませんが、体調がいいとは言えない状態のことは確かです。

起き上がり活動してから計ったら36.6度になっていたので、やはり時間帯、活動によって体温は変化するのだなと思いましたが、逆に言えば、ある程度体を動かすことが、体力、免疫力維持、アップには必要なんだと、改めて認識しました。

足先がほてる人は、逆に冷えがひどいことが多いので、自分は冷えがない、むしろ温かすぎるなどと勘違いすると大変なことになりかねませんので、注意が必要です。

冷えは体調不良の元

12月に入ってから、めっきり冷え込むようになりましたね。布団からでるのが嫌な日もでてきました。それでも昔の冬はもっと寒かったなぁと思います。ちょっと散歩に出たら、畑の脇の小さな水路の水が凍っていたほどです。

体調不良の方の多くは、体が冷えています。冷えは血流が悪いということです。 血流が悪いと細胞の老廃物の排泄や二酸化炭素と酸素の交換、栄養分の吸収がうまく行なわれてなくなります。それが筋肉のコリや痛みを引き起こし、疲労が蓄積していき、姿勢が歪んでくる大きな原因になります。

多くの女性が悩んでいる生理痛や生理不順、首、肩のコリ、慢性疲労などは、冷えを解消すると改善してくることが多いです。冬なのに冷たいものを飲んだり、薄着だったり、運動不足であまり歩くこともないようだと、今や大丈夫でも体調が悪くなることは約束されているようなものかも知れませんよ。

まだまだ寒い日が続くと思います。風邪とインフルエンザの予防と冷え対策もしっかりしましょう。外出の時には、ウールのマフラーを首に巻いてからコートを着ると、かなり暖かいです。首筋の部分には太い血管が通っているので、そこを温めてやれば外気の寒さがあまり身体に浸透しません。

血管年齢を測ったら

多少介護が必要な一人暮らしの母がいるので、月一くらい帰省しています。実家は北国なので、埼玉よりかなり寒いです。日本海側の郷里は、今年は1月中旬から雪が降り続き、かなりの積雪量になっています。

帰省したとき、車で15分ほどの所にある温泉施設に行ってきました。ロビーに血管の循環機能(血流と血管年齢だと思います)を100円で測定できる機械がありました。「健康チェック」という名称です。湯上りに測ったら実年齢より10歳若いと判定されました。温泉で血流が良くなっていたせいもあると思います。

健康維持、特に循環器の機能を良好に保つには、入浴は効果的だと感じました。血流が悪く体が冷えている人で、体調が良い人には、まだお目にかかったことがありませんし。

血液は細胞に栄養を運び、老廃物を運び出します。身体活動に不可欠な酸素を供給し、二酸化炭素を回収します。このような生命維持と活動に重要な役割を果たしている血流が滞ったり効率が下がると、体調が悪くなるのは当然といえます。

まだまだ寒い日が続くと思いますが、身体を冷やさないようにお気をつけください。