心が体を治す

心が体を治す

心と体は、脳に起因するホルモンや神経伝達物質を通じて連携し、脳が体の他の部分(全身)に信号を送っています。

我々がどのように考え、感じるかが、体の様々な部分で生理学的変化を引き起こしているのです。だから、心身の健康のためには、どんなことを考え感じるかについて、もっと注意深くなる必要があります。

プラシーボ効果というものがあります。簡単にわかりやすく説明すると、薬を飲んだり、手術を受けたりしたと信じるだけで(適切で効果的な医療、特に投薬、を受けたと信じるだけで)実際に症状が軽減する現象のことです。

新薬や新たな手術方法が本当に効果があるか確かめるために、乳糖の錠剤や生理的食塩水の注射、偽手術などが、比較対照試験にしばしば使われてきました。プラシーボ効果(だけ)で、薬や治療の効果が出る場合が少なくないからです。偽薬、偽手術を施されたグループの患者より、本物の治療を受けた患者の症状軽減効果(治療効果)が高くなければ、その新治療法は効果があるとはみなされません。

プラシーボ効果が強く現れる病気があります。アレルギーなどの免疫疾患、糖尿病などの内分泌異常、胃腸炎などの炎症疾患、不安や抑うつなどの精神的疾患、パーキンソン病や不眠などの神経系疾患、狭心症などの循環器疾患、喘息や咳などの呼吸器疾患、そして痛み等です。

自分が疑いなく回復すると信じ、その楽観主義を共有してくれる医療者によって患者が支えられているときに、最も回復力が強く働きます。

心は体を治せるのは事実です!肯定的な信念と医療者の心を込めたケアが一体となったとき、体を癒し回復させる力が強く働くのです。逆も真なりです。否定的な信念と心ない医療者による手荒で適当なケア(治療)は、体を害し回復を遅らせます。

病気のことばかり考えてると病気に罹りやすくなります。何が体に悪いか知識がありすぎると、実際に体を害することがあるそうです。体を害する無数の方法について考え過ぎると身体症状を経験しやすくなるのです。これは科学的にも証明されています。実際、癌の専門医が癌に罹りやすいとか、治療家に短命の人が多いとかは、経験的にも納得できます。

月経前症候群(PMS)による痛みや症状も、一種のノーシーボ効果(否定的な信念が健康に悪影響を及ぼすこと)と言えるかも知れません。生理痛はあるのが普通と信じている女性は多いですが、その信念が、生理痛を引き起こしている側面がある可能性は高いと言えます。

体だけの病気は存在しない

「心と切り離された体だけの病気は存在しない」

ギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉です。

これは日々、不調を抱えた方々の回復のお手伝いをさせていただいている私の実感でもあります。

ストレス反応は脅威を感じたときにスイッチが入る生存のための仕組みで、闘争・逃走反応とも呼ばれています。恐怖などの感情や思考が引き金になってホルモンが分泌され、交感神経を刺激して体内にコルチゾールやアドレナリンが大量に分泌される仕組みです。この状態が長期間続くと身体症状が現れ病気に罹りやすくなります。

日々、大量のストレスに晒されているビジネスマンをはじめとした現代人の多くは、ストレス反応のスイッチが入りっぱなしで、交感神経優位の状態が続いていて、体調を崩している人が多いと思います。

ストレス反応とバランスを取るリラクセーション反応というのもあります。この反応は、ストレスホルモンを低下させ、健康促進するリラクセーションホルモンを分泌する仕組みです。

リラクゼーション反応のスイッチが入ると、副交感神経が優位になり、体は平衡状態を取り戻します。リラックスした状態でのみ、体は自己修復力を発揮できるのです。

不調を抱えた現代人の多くは、上手にリラックスできない、心身の力が抜けない状態の人が多いので、意識的にリラックスするよう、できる状態を作るようにすることが、健康回復には大切だと思います。

病は気から

病は気から

「病は気から」は昔から言われてますが、この意味は、「病は気のせい」ではありません。実際に体の不調(病気)だが、気の持ちよう(気持ち)によって、良くも悪くもなるということです。心配事や不愉快なことが続くと、病気に罹りやすくなり、病気の人はさらに重くなるということです。

気持ちを明るく前向き、肯定的に保ち、無駄な心配はしないほうが、病気にかかりにくくなり、かかっても治りやすくなるのは本当です。精神的ストレスと病気には、因果関係があるのです。

常識的に言われてる、リラックスすることや分転換することは、健康維持には必要ですが、病気になったら、その程度ではあまり効果は期待できないかも知れません。病気で気分が落ち込んでいる人にそう言っても、それすら難しいと言うかも知れませんから。

「病気も健康も、自分が選んだ脳の動かし方の結果に過ぎない」「言葉と脳の使い方(思考パターン)を変えることでストレスの発生原因を断ち、病気から回復させることができる」という考え方があるります。

言葉のパワーで体調が変わる

言葉で暗示にかけると病気が改善することがあるのは経験的にも納得できます。社会手的立場や役割、体面があり、口(言葉)では言えない場合があります。特に立場(社会的役割)と体面を重んずる日本ではそう感じてる人が大部分ではないでしょうか?

体や心が辛くても口に出せないでいると、体調不良や病気という形で体がそれを表現してくれることがあります。病気が発生するメカニズムは、このように本音と建前がの不一致、不整合が大きく長く続くことによって発生する場合があるのです。精神的な抑圧に耐え切れなくなった時、身体がSOSを発信すると思えばわかりやすいと思います。

環境・人間関係・仕事・生活習慣の歪みが不調の原因

体調不良の原因

嫌な上司に仕え、嫌な仕事も全て引き受けるようなことを続けていると、いつ病気になってもおかしくないです。少なくとも体調は悪くなるでしょう。しかし、病気になれば、仕事を断る口実ができるし、重病なら長期間休まなくてはならなくなり、結果的に嫌な状況からは逃れられるます。

環境の歪み、人間関係の歪み、仕事上の歪み、生活習慣の歪みが、身体と心を歪ませ、病気を発症させるのです。だから、病気や体調不良を治すには、逆をやればいいわけです。やりたいことをやり、嫌なことは極力しない。体を歪ませるような無理な仕事や生活習慣は改めることです。

やりたいことをして楽しんでいるときは、ドーパミンが分泌され、快楽を感じる脳の報酬系が動き、免疫機能が活性化される。逆に、嫌なことをやり、矛盾した思いや未消化の感情を抱え怒りを抑圧していると、視床下部・脳下垂体・副腎の反応系列「HPA系」がストレス物質を放出し免疫機能が損なわれます。

最新の脳科学では免疫系に影響を与えガンを発病させたり、動脈硬化を引き起こし突然死の原因になる「キラーストレス」の存在が確認されています。

苦痛を感じせる神経システムが優位の人は(不調、病気の人)1日の6割以上の時間を、苦痛の回路に使っているそうです。それは日常生活のあらゆる面に悪影響を及ぼしているのです。

具体的には、「面倒だけど不潔だと言われたくないから、身だしなみを整える」という人は苦痛の回路が優位の人です。「身だしなみを整えると、自信が持てて気分もいいから」という人は快感回路が優位です。

病気になる思考回路

苦痛の回路と快感の回路は、誰でも両方持ってますが、苦痛の回路が優位の人は、体調を崩しやすく病気になりやすく病気が治りにくいのです。

このように、「病気の原因になる思考回路」はあります。「やりたいことがあるが、体調不良や家族関係、仕事などを理由にやらないでいるのを止めて、今すぐやりはじめること」が病気の回路を遮断することになるのです。たいていの人は、病気が治ったらやろうと思ってますが、病気を治すためには、できることはすぐやることが大切です。

僕は整体師なので、やたら薬に頼ることには否定的ですが、薬に効き目にも心の神経回路は影響します。薬が効かないという人の中には、表面的には、病気を治したと思い熱心に治療を受けていますが、心の奥では「自分の病気や不調は治るはずがない」と思っている場合が多いのです。

「どうせ治りっこない」と思ってる人と、希望を捨てず前向きに、少しの改善でも喜び感謝する人とでは、薬に限らず、治療や施術の効果が大きいのは当然と言えます。

もちろん、先天的な病気は別ですが、生活しているうちに罹った病気の原因は、自分の生活習慣、考え方が招いていると気付くことが回復の土台であり、第一歩になるのです。

「いついつまでに、病気を辞める」と決意する勇気が、治療効果、施術効果を高め、健康回復に導くのです。

整体で心気症が楽に

心気症

整体の仕事をしていると、お客様の中には、ちょっとした不調に過敏に反応し重大な病気の兆候ではないかと心配する方がわりとよくいると実感します。心気症の傾向が強い方です。

心気症とは、ちょっとした症状が重大な病気の兆候だなどという誤った自己解釈のため、心身ともに不調に陥り、それが半年以上継続し、苦痛や身体機能の障害を起している状態のことです。

心気症などで、体の一部分に注意を集中し続けていると、その部分の身体感覚が増強してしまい、ある種の自覚症状を感じるようになるようです。するとさらにその部分の感覚が気になり、いっそう注意を向けるという悪循環に陥ってしまうのです。

気持ちの変化、切り替えが病気の治療と回復にはとても有効です。それだけでも、治癒(回復)に向けての第一歩が踏む出せたといっても過言ではありません。

病気になる精神的な回路を断ち切り、健康になる回路を繋ぐことが、不調解消と健康回復には必要不可欠です。

整体は、体へ働きかけて調子を整え歪みを正す施術ですが、身体が整えば心も整理され落ち着くいてきます。施術後に体調を訊ねますが「すっきりした」という感想をお聞きすることが少なくありません。体がすっきりしたということもありますが、気持ち的にもすっきりされたことが、お顔の表情を拝見するとよく伝わってきます。

心身一如という言葉がありますが、整体師をしてるとそれを実感することが多いです。

※心身一如(しんじんいちにょ)とは、仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、ひとつの物事の両面であるということ。

心身一如を実感した出来事

心と体

10回位通院されていた男性の方がいました。症状は、背中から腰にかけての張りと痛み。左膝から足首にかけてのしびれと張り、痛み。
肩こりや他にも部分的に違和感があるとのことでした。

長年続けてきた仕事を今年の春頃辞めたとのことでしたが、原因はうつ状態で仕事をする気力がなくなったとのことと記憶していますが、あまり深く聞きませんでした。

毎回、施術後にはある程度は楽になるのですが、数日後に来院されると症状の戻りと骨格の歪みが必ずあるという経過を繰り返していました。

それでも、完全に痛みや張り、違和感は消えてないものの、部分的には完全に解消した症状や部位もあり、じょじょに快方に向かっていました。

もうかなりいい状態だと判断したある日、「体調は結構良くなっているようですが、気持ちの部分はどうですか?」とお聞きした。

「最初ここに来たときは、買物や掃除などをするのも必要だからやっとのことやってる状態で、外へ出て歩くのもしんどかったが、今は先生が勧めた散歩や足湯もするようになり、今度は骨盤調整の体操もやってみようかという気になってきました」というようなお返事をいただいた。

体が楽になったと言われるのももちろんうれしいですが、心が不安定で気持ちが落ち込み、気力が萎えていた人が、施術をきっかけにして元気になって笑いも戻ってきたときは、さらにうれしいような気がしました。

「心身一如」とは整体などでよく言われてことですが「心と体の状態は関連しているという以上に密接であり、生命エネルギーが心と体という現れ方をしながらも、一つのものであること」」あらためて実感した出来事でした。

精神の問題が体の症状に

精神の問題が体の症状へ

当院は身体の不調の回復がメインの整体をしてますが、体に症状が出ている人で、心療内科や精神科に通院して、デパスをはじめとした精神安定剤や向精神薬、睡眠薬を長期に服用している人が来院することは少なくありません。精神疾患や心のバランスが崩れている人の場合は、施術後に症状が軽くなるのですが、その状態が保てない人が多いのです。

その行ったり来たりの状態が施術の度に続き、これでは回復しないのでは? と疑問を持ちはじめて施術を止める人と、 別の部分にももっと強い痛みなどの症状が出てきて、それで止めるパターンと 大きくは二つに分かれます。

もちろん、ある程度回復するまで通われる辛抱強い方もいるが、時間はかかるのが普通です。

本人も感動するほど、以前とは見違えるほどに楽になる方もいますが、施術直後に「何も感じない」と言われても、あまり楽になった実感がない方が多いです。

施術間隔がかなり開いた後で、再度予約が入ったときに
「前回の施術後、数日してから、薄皮を剥いでいくように回復しだして、今では繁華街に出かけることも苦にならなくなった」 と、通院していたときには、当院に来るのもやっとだった人に言われたことはありますが。

整体院で精神疾患も対象としているところはありますが、そんなに自信を持って施術しているのだろうか?と思うことがあります。

私の経験では、多くの場合、身体が楽になると、心の方で元の苦しい身体症状を発現させているようなケースがあるからです。

たぶん、その身体症状を心の方が必要としているからだと思いますが、それをクライアントさんに納得させるのは容易ではありません。

たいていは「自分は身体だけでも早く良くしたいからここに来ているのだ」 とおっしゃいます。それを真っ向から否定しても、事態が好転するとも思えないし、反感を持たれても困るので、それ以上は説得や説明はしないことが多いです。

身体症状が強くなったときに、施術を継続させるのは、かなり難しいです。それができれば、回復していく可能性は大だとは思いますが、本人が止める、あるいはキャンセルしてきた場合、 やる気を引き出すのは難しいです。

今後は、心の問題から身体に来ていると感じるクライアントさんには、施術前に、(一時的に)症状が強く出たり、別の場所に出ることがあることを伝える必要があると考えています。

それを納得してもらえば、こちらの施術で逆に痛みが強くなったとか 状態が悪くなったとクレームに近いことを言われることもなくなると期待しているからでもあります。

 

川越の整体で体調不良解消!
不調はがまんせず、今すぐお電話を!
ご予約…tel:049-223-2017
電話受付時間/9:00~21:00 (不定休)
当日のご予約は電話でお願いします。
川越市末広町3-10-2ファミール末広201

●ブログランキングに参加してます。下記のバナーかリンクをクリックしてもらうと、ブログを書くモチベーションが上がりますので、よろしくお願いします♪

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 整体へ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 体の悩みへ
にほんブログ村

体力と気力の関係

物質的な不足を気力で補う、というか気力があれば何でもできる、というような、いわゆる精神論が好まれる気質が日本人にはあるように思います。

「気合だー!気合だー!気合だー!」とか(笑)

これは唯心論というか、最初に魂ありきという思想なんでしょう。私は、精神(心)と肉体は切り離すことはできない、と考えています。整体という仕事をしていてその実感があります。

体力が落ちているときは、やはり元気がない、やる気も出ないものです。精神的に活!を入れれば、一時的にはやる気が出ることがありますが、 体力が伴ってないと、続かないし、後で無理して身体を酷使したツケは必ずやってきます。

心と身体を分けて考えることは、あまり意味がないと思っています。

やる気がないときには、まず、休息をとる、栄養価が高く美味しいものを食べて、楽しいことをして、体力をつける、精神的にも満足させてやる。これが無理なく気力も体力も復活させる方法だと思います。

そうすると、がぜんやる気が出てくるのですから。

プラシーボ効果とは?

プラシーボ効果の根底にあるのは、この薬が効く、この治療で良くなるという強い期待感だ。

唯物論と物理学(科学)に矛盾しないように発展してきた現代西洋医学は、物質レベル(化学的)で作用するシステムが明らかな治療法や薬しか、効果がないと信じこんでいる。

プラシーボが薬の効果に上乗せされていることは実験で証明されている。プラシーボは平均して35%前後の効果を示す。医薬品の効果は、40~50%。プラシーボ効果を差し引けば、薬品は、実質的にはわずか15%ほどの効果しかない。しかも有害が副作用があるのだ。

脳はいったん可能性を確信すると、それを実現するために全力で働きだす。プラシーボ効果も、我々の身体に備わった自然治癒力を引き出す力がある。ならば、プラシーボを胡散臭いものとせずに、その効果と働くメカニズムを調べることで、身体の不具合や異常を治す新たな方法の開発につながるはず。

プラシーボ効果で治癒したということは、自己治癒力のスイッチが入って治ったということ。それはその人の心の作用で治ったとも言える。言い換えれば、真の治癒とは、プラシーボ効果の働きの内にある。その効果を引き出し、使いこなすことが、本来の医学や医療のテーマであるべきだ。

人と世界は共鳴する…整体の観方

人と世界の共鳴

二人で整体を受けに来られる方が何人かいます。母娘だったり夫婦だったり、カップルだったり。

一人が整体を受けていると、いつの間にか連れの方がうとうとし始めることがあります。不眠症に効くという音楽をかけていることもあるので、そのせいかと思ってたこともありましたが、音楽がないときでも居眠りされるので、音楽が原因ではないようです。

整体を受けると、リラックスします。うとうとされる方も珍しくはありません。たぶん、それがお連れの方に移るのだと思います。リラックスした波動が伝わるというか、体同士が共鳴するというか…。関係が密なほど、体は共鳴しやすいようです。

子供の非行や奇行の原因は、夫婦関係の悪さにあることが多いと聞きます。確かに、自分のことを考えても、両親の関係がうまくいってなくて、夫婦喧嘩が絶えないときは、家に帰りたくなくなり、気持ちも荒んでいて、反社会的なことをしたい気分になった記憶があります。

それは心と心が共鳴したからだと思っています。

人の体と心は、個々人で完全に独立しているわけではなく、お互いに深く関係しあって存在しているもののようです。

だから整体師の心身が不調であったり乱れていると、患者さんへもそれが影響すると観た方がいいでしょう。直接体に触れるわけだから、顕在意識ではわからなくても、深層心理ではお互いの心身の波長は感じているはずです。

さらには、体調不良や精神の不安定さは、個人の体の状態や性格、考え方だけを観ても、全体像はつかめないのでは?と思います。

これを広げて行けば、個々人の(問題)行動は、家庭だけの問題ではなく、所属する組織や地域、国、さらに地球全体が抱えている問題とも無縁ではないことになります。

この世で自分だけ良ければ、というのは、通じないということのようです。良くも悪くも、我々は全て関係があり、影響しあっているからです。

世界中でこれだけ問題が多く発生している背景には、全体の関係性が観えない、欲にかられた人たちが、自分とその関係者だけ良ければ、他はどうなろうがしったことではない、と考えて行動しているからではないでしょうか?これは僕なりの整体師としての世界の観方と人の身体と社会、世界を変えるための方法論でもあります。

人と動物(生命)も共鳴してる

共鳴する世界

ある日曜日、特に予定がない休日のことでした。自転車で20分ほどかかりますが、大きな池のある公園に行きました。

公園を散歩してたとき、猫が近づいてきました。誰か他の人に相手にしてもらっていたのに、それを振り切って、自分のほうに来たので、ちょっと驚きました。

彼女(雌だったので)の期待に応えて?体を撫でてあげると、お腹に傷を負ってるのを見つけました。やさしくそこを撫でると気持ち良さそうに眼を細めました。僕が人を癒す仕事をする整体師だと感じたのかも知れないと、ふと思いました。猫にも認められたら本物かも知れません!動物は、見てくれや口先で判断しませんから。本質を見抜いたんだと思ってます。

休みのときなどプライベートでは、自分の顔は仏頂面だと思います。でも、スーパーなどで幼児がいると、眼をまっすぐ見つめられることがあります。幼児に怖がられたことはありません。

街を歩いてても、道を聞かれることが多いです。外国でも聞かれたことがあるくらいです。日本でも外国人に道を聞かれることがたまにあります。仏頂面でも危害を加える人ではないと感じるのかも知れません。

まだ、整体の勉強を始める前のこと。父が生きていたとき、病院からの帰りにタクシーに乗った。そのとき「お医者さんですか?」と運転手に聞かれたことがあります。「違います」と答えると「では、学校の先生でしょう?」と聞かれました。今思えば、これから整体師になろうということが、雰囲気からわかったのかも知れませんし、ひょっとしたら、元々の私の素質が、そんな感じなのかも知れません。不調の人を癒すということでは、医者と共通点はありますし。

共鳴性の高い人

気になっている整体師のひとりに、片山洋次郎という東大出身の整体師がいます。気(気功の気です)の考えと整体を融合させた方法論を独自に編み出した治療家です。

その考え方、人間観で特に共鳴するのは、「共鳴性の高い人は過敏体質で自己が希薄で存在感は薄いが、気的に果たしている役割は大きく、家族的、社会的なつながりを内で支えているのはそういう人たちだ」という考え方です。

片山先生によれば、存在感があり集中力もある人は、何かを達成したり創造すしたりする面では有用ですが、他人をリラックスさせたり気的にエネルギーを与えたりすることはできないということです。

そう言われれば確かに、仕事ができると言われる人やいわゆる社会のリーダー的存在の人たちは、人を緊張させることは得意でもリラックスさせたり何となくそばにいるだけで元気にさせてくれるようなことはないと感じます。彼らはテンションが高く、そのテンションの高さ(つまりエネルギーの強さでもありますが)に影響され、そばにいると自分もテンションが高くなりますが、何か自分が評価されているような気がして、心が休まる、癒されるという感じにはなりません。

共鳴性の高い人は、そこに存在しているだけで評価されるべきだと片山先生は言います。

何か社会に目に見えるカタチで有効なことをしなければ評価されない価値観で動く社会というのは、効率や経済的価値が最優先される社会でもあります。それを全面否定するつもりはありませんが、それ一辺倒だとかなりしんどいとは思います。

いるだけで人びとを和ませる人も大切にする社会の方が生きやすいし、安心できるし、精神的な幸福感を実感できると思います。それは弱者を大切にする社会でもあります。

世の中の全ての存在は互いに依存しあって共存しています。光の当たる人や存在感のある有能な人だけを尊重していった先に見えるのは、役に立つか立たないかで人間を値踏みする社会、動植物、自然界との関係も、利用価値があるかどうかで残すか開発するかが決められる世界だと思います。

それは、きっと人工の建造物で溢れ、化学物質で汚染され、自然が破壊された地球ではないでしょうか?

 

川越の整体で体調不良解消!
不調はがまんせず、今すぐお電話を!
ご予約…tel:049-223-2017
電話受付時間/9:00~21:00 (不定休)
当日のご予約は電話でお願いします。
川越市末広町3-10-2ファミール末広201

 

鬱と整体

開業してから最初のクライアントさんは、鬱病で通院している20代の女性でした。

施術を依頼されたのは、鬱を治して欲しいとかではもちろんなく、背中や肩、首、四肢などがコル、重いからということでした。

仕事は介護関係で、確かに肉体的に全身に負担がかかる作業が多く、精神的にも気を使うようでした。

一見、肩こりなどと精神的な不調、うつ状態は無関係だと思われますが、精神面でのストレスが引き金、原因になって、体に不調が現れてくることもあるようです。

実際に、慢性的な重度の疲労感や上記のような体の不調で、医師の診察を受けた人の中に、原因が精神的なストレスや鬱であることもあると聞いています。心がうつ状態になる前に、体で精神的不調和や抑圧された状態を表現しているということだと思います。

僕が行っている施術の中に、鬱などに効果が期待できる手技ややり方があるのですが、精神疾患も改善しますという看板は掲げていませんし、掲げるつもりもありませんが、体を楽にすることで、精神状態も良くなることは、ごく普通にありますし、これは別に整体などの施術でなくとも、日常的に誰もが経験していることだと思います。

逆に、体調不良を精神面からのアプローチ、いわゆる気持ちの持ち方で、改善することも可能だと思います。

ただ、その原因は、その人の体や心の資質に因るだけでなく、生活習慣や仕事、更に言えば、生きている社会状況や自然環境にも強く影響を受けるので、背景にある状況を改善することも視野に入れておかないと、再発する危険性があると思います。

人の体は小さな宇宙だと東洋医学などでは言われていますが、これは体の環境(体調)は外部の影響をもろに受けるし、人や動物の行動は、外界に影響を与えているという意味にも解釈できます。

いろんな問題は、物事の不調和から起こってくると思うので、個人的アプローチだけでも不十分だし、社会的なアプローチだけでも問題解決は十分にはできないと考えています。

人と社会、自然環境のつながり、人と人とのつながり、人と動植物とのつながり、もっと言えば、人と宇宙のつながりを意識することから、調和が生まれてくるような気がしています。

病気とは、特に、精神疾患は、世界とのつながりがうまくいかなくなった状態、つながりが失われている状態のことだと思います。

空気の香りや温度(気温、寒い、暑い、蒸す、乾燥しているなど)、植物などでも感じられる季節の移り変わり、人の思惑や気持ちなどが感じられなくなってきたら、かなり精神的に疲れが蓄積され、ストレス度が高い、危険な状態だと思います。気分転換をはかり、体も休ませましょう。

負の感情が体を害する!

自分の考え方や生活習慣、人間関係のあり方などを、一切変えたくない人。変えられない人。

変えたほうがいいと思える点を指摘するだけで、自己否定されたと思い込む人。

数年前に見えたクライアントさんで、典型的な方がいらっしゃいました。身体的には全身が緊張してて、骨盤、背骨、頭蓋骨の歪みが大きく、見てるだけでもこれでは楽じゃないだろうなと感じるほどでした。

そのクライアントさんは、施術後に改善点があってもそれを喜ぶ様子が希薄で、まだ残っている症状に隠れているだけと改善を受け入れない。

一番強い不快感をしつこく訴え、これは治るのかと聞かれたので、生活習慣など自分をとりまく環境や対人関係も含めて変えたら楽だと思えることを変えないと治らないと答え、痛みや不快感は、過去の記憶や脳での感じ方で増幅することもあるという説明も、受け入れがたいのか、理解できない様子でした。

何度か施術してて、軽くなった部分もあったのですが、情緒不安定で、話しているうちに感情が害されていることが伝わってきました。

過去に人間関係でトラブルがあり、心の奥底に怒りや憎しみがあるようで、ちょっとしたきっかけで、それが今目の前にいる相手(私)に向けられたという印象でした。

突き放した見方かも知れませんが、人の善意のアドバイスも一切受け入れない頑なさが解けない限り、 何箇所もある体の不快感は解消することはないだろうなぁと思いました。

この方のような微妙で繊細な感情と複雑な経験を抱えている方と接するには、まだ、自分の対人能力や理解力、包容力の足りなさを痛感したクライアントさんでした。

病気の方が好都合?!

病気や体調不良がなかなか治らない人がいます。

体の状態そのものは、回復してきているのに、思うように動けないとか、不調、症状、痛みが解消しない人の多くは、体調不良のままの方が居心地よく感じている可能性があります。

周囲に世話をしてくれる人がいる場合には、過保護と思えるほどあれこれ世話をされていることが多く、本人にとっては、優しくされ、かまってもらえ、仕事や家事もしないで済むので、無意識レベルでは快適に感じているような気がします。

そんな場合は、いくら言葉で言っても無駄のようです。
これは、無意識なので、本人に言葉で聞いても否定しますし、怒り出すこともあるかも知れません。

健康回復したほうがもっと快適だし、メリットがあると納得してもらう必要がありますが、言葉で直接的に言っても、うまくいかないことが多いようです。

無意識レベルに伝えるには、イメージなどを使う必要があるようですが、まだまだ勉強が必要です。

イメージトレーニングと整体

毎日オリンピックを見ています。
世界の超一流アスリートをまとめて見れる機会は、オリンピック以外にないからです。

ボルトの100メートルは凄かったです。 ゴール前で余所見してたから、9.69秒でもまだ余力があるようでした。

良く観ていると、選手はレースの前に目を瞑ったりして集中力を高めているようです。解説者によると、そのときに、理想のレース展開や競技のイメージを浮かべているらしいです。

科学的にも、体を動かすイメージを浮かべると、それに対応した筋肉が刺激を受けることがわかっています。

逆に、怪我などした治癒した後で、肉体的には回復していても、負傷時の痛みの記憶が強かったりして、負傷した部分を使うことに恐怖感を持ってしまった場合は、なかなかその部分を使えるようにならなかったり、体が動かないようです。 これは人に限らず、犬や猫などの動物でもあるようです。

だから、肉体的な治療と同時に、心理的な面でも「大丈夫、この腕は今まで通り使える」というように思い込ませ、不安を払拭することが必要になってきます。

それをさらに先に進めてみると、(足を)骨折していても、体を支えているのは筋肉の緊張なのだから、歩けると思い込ませると、歩けるし骨も早くつながるという話を聞いたことがあります。

整体の施術も同様で、漠然と機械的に手技を実行していても、効果がないとは言いませんが、目的意識がある場合と比べたら、効果が低くなると思われます。

これは施術者(整体師)だけの問題ではありません。施術や治療は患者と施術者の協同作業ですから、患者(受ける側)も、自分がどこを何の目的で施術されているのか意識することが、治療(施術)効果を高めることになるはずです。

肉体と心はひとつというのが、私の信じる整体の信条なので、施術中に心と体がバラバラで、別の方向を向いていたら、効果的な施術ができないと思っています。
だから、毎日、施術する前に、精神統一するようにしています。